Shoumiブログ

自分の人生、自分が選んだ道で歩いていく。

根性論ではなく勝てる闘いを選ぶ。人生を楽にする戦略を考えよう。

こんにちは、Shoumiです。

 

1つ前に書いたエントリで、

『フランス人は10着した服を持たない』という本のように、

内容を生かしきれていないタイトルで、ある一定の読者を取り逃しているなど

タイトルで損している本があることについて書きました。

(かなり偏見も交じっていますが…)

www.shoumiblog.com

 

その一方で、秀逸だなあ!と思った本があります。

 

その前に。。

わたしは、子どもが生まれたら、

まず最初に連れて行ってあげたいテーマパークがあります。

それは、

 

USJ!!!

 

かなりの成長速度で、東京ディズニーリゾートを脅かしつつある西の大テーマパーク。

昨今の盛り上がりを見せる以前、下火になりかけていたころに1度行ったきり。

ハリポタのエリアはもとより、新アトラクションを子どもと一緒に体験したい…

 

そんなUSJをここまでV字回復させた立役者、

森岡毅さんのこちらの著作が、今回取り上げたいベスト本です。

USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?
 

 まずもって、タイトルと装丁が、

キャッチーで端的に内容を表しているのがとてもいいです。

メインのタイトルでまず目を引いて、

「V字回復をもたらしたヒットの法則」という、

きちんと目に入ってくるサブタイトルで、内容を掴むことができる。

しかも読んでみると、確かにこのタイトルだなと納得できる。

さすが天下のカドカワ、編集者は優秀だなあ。。

 

成功の裏には、裏打ちされた理論があった

 

この本を読むまでは、エンターテインメント業界というと、

きっととんでもないアイディアマンがいて、

そのアイディア次第でどんとブームになる、というような

場当たり的なヒットに大いに支えられているのかと思っていました。

 

ですが、P&G出身マーケッターの森岡さんの手法はそうではなく、

かなり理詰めで検討を重ね、ヒット確率を限りなく100%に近づけた上で

新プロジェクトを投入し続けてきたのだといいます。

そこには、なぜジェットコースターが後ろ向きに走ったのか?という問いへの答えもあります。

どのプロジェクトにも、相当な数学的アプローチがありました。

 

USJの成功を生んだ思考法

 

本書の前半では、V字回復するまでのストーリーが述べられ、

後半では、マーケッター森岡さんの思考法が紹介されています。

 

森岡さんが何か一つのプロジェクトを行うとして、

活用するフレームワークが3つあります。

  1. 戦略的フレームワーク
  2. 数学的フレームワーク
  3. マーケティングフレームワーク

特に大事になるのは、1の戦略的フレームワーク

これは3階層に分かれていて、

「目的」→「戦略」→「戦術」

の順に、見当を重ねていくとのこと。

 

例えば、USJに来客数の伸び悩みがあった数年前、

ファミリー層をより取り込むべく、子ども向けのエリアを開設した時期がありました。

そのときでいうと、かなりざっくりとですが、

  • 限られた予算内で来客数を増やす(目的)
  • ファミリー層向けの取組みをする(戦略)
  • 子ども向けエリアを開設する(戦術)

というような流れで、戦術が決まっていきます。

まずは、最初にブレない目的を立てることが大切

次の戦略の考察で、誤った戦略を選ばないようにするため、

迷う際に判断基準に立ち返られるようにするためです。

 

例えば、戦略検討の際に、ファミリー層をより増やすのではなく、

お金のある高齢者を取り込めるような手法を取る、という選択もできた。

ただ、「限られた予算内で」、既存の設備を生かしながら

来客数を伸ばし続けられる方法を、数学的分析で考えた結果、

ファミリー層の開拓が最優先、という結論が出た。

そうするとおのずと戦術が決まってきます。

 

1~3のフレームワークは、その順番で使っていくというよりは

オーバーラップするようですが、

大枠を決めるのが戦略的フレームワークで、

この考え方って日常生活にも応用できると思うのです。

 

戦略的フレームワークでよりよい人生を考える

 

何より大切なのは、戦略や戦術から入るのではなく、

「目的」→「戦略」→「戦術」

の順から考え、目的に重きを置くことです。

 

 例えば、自分で時間をコントロールしながら働きたい!という目的があるとすれば、

フリーランスで働くとか、自由度の高い会社で働くとか、色々な戦略が考えられます。

 

その一つひとつを時間をかけながら検討していく際に、

いずれの選択肢にもメリット・デメリットがあり得るからこそ

決めきれない可能性もあると思います。

 

しかし、具体的で目的が明確であれば、

最大限に目的を叶え得る戦略を選べばよいのです。

 

迷ったら目的に立ち返る。そうすればより良い戦略が決まり、

目的を叶えるための戦術もぐっと絞られます。

ブログを書く、とか、ネットで転売する、とかですね。

 

仕事も、人生も、勝てる闘いをする

 

この思考法で何が実現できるかというと、

目的を実現するためのベストな方法を選べる、ということです。

すなわち、勝てる闘い方がわかる

 

ポイントは、必ず、自分が楽に目的を達成できる道(戦略)を選ぶこと。

(楽=怠惰というわけでなく、「努力」しなくてもできる、ということ。)

これは人生においても大事だと思います。

 

ムリして努力しないと目的に届かなかったり、

一か八かのあまりにリスクある道を選んだりすると、

自分を苦しめてしまいます。

 

自分にムリのない、実現可能性の高い道を選ぶことが、

幸せに近づける一番の方法です。

 

それでは、また!

 

※ちなみに…

本書で述べられていた数学的&マーケティングフレームワークについては

同じく森岡さんが書かれた、以下の本に詳しく書かれています。

確率思考の戦略論  USJでも実証された数学マーケティングの力

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力

 

 

また、以下の本も出版されています。

USJのジェットコースターはなぜ…』は、ハリポタのオープン前の本なので、

その後の、最近のUSJのことなどが書かれていると思われ、

手に入り次第読んでみたいと思います。