Shoumiブログ

女の人生賛歌。

子育ては幼児教育と情報がカギ。『学力の経済学』を読んでみて。

こんにちは、Shoumiです。

 

2015年に出版され、ベストセラーになった『学力の経済学』。
小さいこどもがいる家庭は特に読んだ方が良い、と
薦められて読んでみましたが、決して分厚くはないページ数の中でも
参考になる一文やエビデンスで溢れている!
これは出産前に読んでよかった、と思えたベスト本でした。



著者は教育経済学者。
教育って、わたしたち全員が受けてきた経験を持つからこそ、
一億総評論家になりがちな分野。
いつの世も、人間が常に追及する永遠のテーマだと思うのですが、
どんなアドバイスを信じてよいやらわからなくなることはしょっちゅうです。

教育経済学者の著者は、「データ」のみに信頼を置くことで、
そんな教育に関する疑問の一つひとつを、
エビデンスをもって客観的に解き明かしていきます。

 

感覚ではなく客観的事実から、教育を見つめる


本を読むと、教育に関して感覚的に感じていたことが
エビデンスに基づいた結論を通して
新たな角度から捉え直せたり、
拠りどころとなる根拠を得ることができたりします。

何より、安易なアドバイスに踊らされることなく、
子育て上対面するであろう一つひとつのことがらを
客観的事実を通して捉える姿勢をもつことの大切さ、
そして、そうすることで、
こどもとのコミュニケーション上の一貫性を保てるであろうことを知れたのは
本書を読んだ大きな収穫でした。

 

重要なのは「幼児教育」と「情報」

 

同書の中で、わたしが印象に残った事実が2つ。
一つは、「幼児教育」の重要性です。

わたしは本格的な子育て経験がまだないので、これからですが、
子育てには、認知能力の育成と非認知能力の育成が重要とのこと。
平たく、やや乱暴にいえば、前者は学力の話で、後者は人間力の話。

非認知能力を、就学前に十分に伸ばしてあげることは、
その後の認知能力の育成に大きく寄与するという話です。
ガマンする力とか、やり切る力とか。

言われてみればそうだよな~と思うのですが、
分析された結果のデータをもって示されると納得感が増しますし、
何となく感じていても、しっかりと取り組めるかどうかは別の話なので、
いま読んでよかったと心から思いました。


もう一つは、「情報」の重要性です。
公教育において、文科省教育委員会
さまざまなやり方を試してきました。
少人数学級、こども手当、エトセトラ…

ただし、データをもとに探ってみると、
こと教育に関する施策は全般的に
費用対効果の少ないものが多くあります。
借金大国ニッポンでは、そうムダな支出もすべきではない。

じゃあどうすべきなのか?


結局、データ上一番効果的と思われる取り組みは
「親が学習の重要性に気づき、こどもに学習を促すこと」。
学習することで、将来的に経済上の成功を得やすくなるという「情報」を
親に周知することが最も効果が出るようだ、との話でした。
これならお金もそんなにかからないですもんね!

この情報以外にも、
子育てに関する、根拠あるいろんな情報を知っておくことで
ブレを最小限に抑えた、子育て方針を設定できるなあと
同書を読んで気づきました。

幼児教育を大切にすること、適切な情報を生かすこと。
こういったことを心がけて、
わたしもこれから子育てをがんばります。

ぜひ一度読んでみてください。